化学置換なしで世界最高のプロトン伝導度を示す新酸化物を創製・発見 低温で高性能な燃料電池を低コストで製造可能に
要点 世界最高のプロトン伝導度を示す新物質を創製・発見。 結晶構造解析と理論計算から、化学置換なしで高いプロトン伝導度を示す要因を解明。 低コストで製造できる高性能燃料電池の開発につながると期待。 概要 東京工業大学 理学院...
View Article楽天モバイルと「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」を設置...
国立大学法人東京工業大学(以下、東京工業大学)と楽天モバイル株式会社(以下、楽天モバイル)は、6月1日から「楽天モバイル次世代エッジコンピューティング・ネットワーク協働研究拠点」(以下、本協働研究拠点)を東京工業大学オープンイノベーション機構および超スマート社会卓越教育院の支援のもと設置しました。 (左)東京工業大学 学長 益一哉 /(右)楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 鈴木和洋...
View Article6G向け100 Gbps超の超高速サブテラヘルツフェーズドアレイ無線機を開発 6G高速大容量無線通信システムの実用化へ大きな一歩
要点 送信しながら受信もできる全二重サブテラヘルツフェーズドアレイ無線機を世界で初めて実現。 新提案のアンテナ構成で高周波信号の自己干渉を大幅に低減。 IoT/モバイル端末に搭載可能、100 Gbps超の超高速・大容量6G通信をコンシューマー化へ。 概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の岡田健一教授らの研究チームは、第6世代移動通信システム(6G)[用語1]に向け100...
View Article「触覚」を有する手術支援ロボットシステム「Saroaサージカルシステム」が製造販売承認を取得 東工大、東京医科歯科大との研究成果を実用化へ
東京工業大学は、リバーフィールド株式会社(以下、リバーフィールド)が東京工業大学および東京医科歯科大学と共同開発を行った手術支援ロボットシステム「Saroa(サロア)サージカルシステム」(以下「Saroa」)の製造販売承認を取得しました。 開発背景...
View Article「ENEOSスマートマテリアル共同研究講座」を設置
東京工業大学とENEOS株式会社(以下、ENEOS)は、「ENEOSスマートマテリアル共同研究講座」を東工大 物質理工学院に4月1日に設置し、5月15日に発足式を行いました。 (左から)ENEOS 田中了司マテリアル研究開発本部長、ENEOS 篠崎稔執行役員機能材カンパニー 機能材事業企画部長、東工大 関口秀俊物質理工学院長、ENEOS 田中大直機能材カンパニー 機能材研究開発部長...
View Article300GHz帯でのビームフォーミングと高速データ伝送に成功 端末への超大容量データ瞬時転送の実現に向けた要素技術の確立
概要 東京工業大学 工学院 電気電子系の岡田健一教授らと日本電信電話株式会社(以下「NTT」)は、2030年代の6Gに向けて300 GHz帯のフェーズドアレイ送信モジュールを開発し、ビームフォーミングを用いた300 GHz帯高速無線データ伝送に世界で初めて成功しました。本技術により、移動する受信端末に向かって超大容量データを瞬時に転送できるようになります。...
View Article東工大関係者5名が令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞
東京工業大学の教員5名が、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めたとして、令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。科学技術賞(研究部門)が4名、若手科学者賞が1名です。文部科学省が4月7日、発表しました。表彰式は4月19日に文部科学省(東京都千代田区)で行われ、工学院...
View Article土星衛星エンセラダスの海に生命必須元素リンが異常濃集 生命誕生の鍵を宇宙で突き止める
要点 カッシーニ探査機による観測により、土星衛星エンセラダスの地下海から噴出される海水中に、超高濃度のリン酸が含まれていることを発見。 リン酸の異常濃集を起こす要因が、アルカリ性かつ高炭酸濃度のエンセラダス海水と、岩石との間の化学反応にあることを、独自の実験から特定。...
View Article軽くて柔らかな基板を用いた宇宙で大きく展開可能なフェーズドアレイ無線機を実現 軽量・小型化で衛星打ち上げコストを大幅に削減
要点 フレキシブル液晶ポリマー基板を用いて折り曲げ可能な無線機を作成。 重量が従来のリジッド基板の無線機の4分の1以下となる軽量化を実現。 衛星コンステレーションの打ち上げコストを大幅に削減可能。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所の白根篤史准教授と同 工学院...
View Article光スイッチングラマンプローブによる超解像イメージング 生体内の複雑かつ微細な構造を観察する手法を開拓
要点 生体の多重イメージング法として注目されるラマン標識イメージングにおいて、光の回折限界を越える高い空間分解能でイメージングを行うことに成功しました。 ラマン応答を光照射により変化させることのできる光スイッチングラマンプローブ分子を新規設計するとともに、紫外光・可視ドーナツビーム・2色近赤外パルスを同時照射する光学系を用いて細胞の超解像イメージングを実証しました。...
View Article西早辰一助教が第22回船井研究奨励賞を受賞
東京工業大学 理学院 物理学系の西早辰一助教が、公益財団法人 船井情報科学振興財団の第22回船井研究奨励賞を受賞しました。 船井研究奨励賞は、情報科学、情報技術分野を中心に広く理工系分野において、顕著な研究業績があった若手研究者に授与されるものです。2022年度は全国から13件が選ばれました。褒賞式は5月20日にANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)で開催されました。...
View Article藻類から解き明かす陸上植物のオーキシン応答の起源 藻類に陸上植物とは異なるオーキシン情報伝達因子を発見
要点 植物ホルモンであるオーキシンの応答を、陸上植物の出現過程で分岐したストレプト藻類の一種で解析。 ストレプト藻類は、陸上植物とは異なる情報伝達因子でオーキシン応答を誘導していることを発見。 陸上植物にとって極めて重要なオーキシン応答の起源解明に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の太田啓之教授(研究当時。現...
View Article動画で見る東工大研究2023 ~4分で知る!未来を創る最先端研究~
東京工業大学には数学、物理学、化学、地球惑星科学、生物学などのまだ解明されていない自然現象の解明や法則を探求する研究者や、工学技術、新材料開発、情報科学、環境・社会学などを通じて、まだ世の中に存在していない最新テクノロジーを生み出し、それらを社会へ適用することを試みている研究者もいます。東工大の4人の研究者がそれぞれの研究テーマと自身の思いを動画を通じて語ります。 同位体分析で迫る地球生命史...
View Article東京応化工業と「東京応化工業未来創造協働研究拠点」設立
東京工業大学と東京応化工業株式会社は、半導体製造工程に用いる材料や化学薬品、加工技術を基軸とした、フォトニクスデバイスやライフサイエンス、カーボンニュートラルに関する研究を行う「東京応化工業未来創造協働研究拠点」を東京工業大学オープンイノベーション機構の支援のもと設立し、調印式を行いました。 (左)東京応化工業の種市順昭代表取締役取締役社長 兼 執行役員社長 /(右)東京工業大学の益一哉学長...
View Article有機合成と素粒子科学のコラボレーションで物質創成を開拓 含フッ素複素環化合物の合成法開発と常磁性中間体の挙動解析
要点 ホウ素化学を利用してフッ素化有機ラジカルの新規発生法を確立し、含フッ素複素環化合物の合成に応用 合成中間体である常磁性化学種の構造と反応動力学を、ミュオンスピン分光法を利用して解析 有機合成とミュオン科学を組み合わせた前衛的な物質創成に本格展開 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article極限環境(140万気圧)での液体鉄の電気伝導度測定に成功 地球型惑星の多様な進化過程の原因解明に向け大きく前進
要点 地球型惑星のコアに相当する高温高圧下での液体鉄の電気伝導度測定に成功。 液体鉄の電気伝導度の圧力依存性は、地球型惑星のサイズが惑星内部の進化過程に大きく影響することを示唆。 新規開発した液体の超高圧下電気伝導度測定手法は、今後液体コアや高圧マグマの伝導特性の解明に貢献。 概要 東京工業大学 理学院...
View Article東工大と東京医科歯科大が「研究マッチングフォーラム」をオンラインで開催 異分野の研究者をつなぎ共同研究を創り出す
5月12日~26日の2週間、東京工業大学は異分野融合研究推進のため、東京医科歯科大学と共同で、研究者の交流イベント「研究マッチングフォーラム」をオンラインで開催しました。両大学から79テーマ(うち東工大36テーマ)の事前登録があり、開催期間中は約200人(うち東工大75人)の研究者が参加しました。...
View Articleわずか窒素3原子でがんを見つけてα線治療 体内カスケード反応でがん組織にα核種を閉じ込める新戦略
概要 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の田中克典教授(理化学研究所(理研)開拓研究本部田中生体機能合成化学研究室...
View Article細野秀雄栄誉教授と神谷利夫教授がカール・フェルディナント・ブラウン賞を受賞
東京工業大学の細野秀雄栄誉教授(元素戦略MDX研究センター 特命教授)と神谷利夫教授(同センター長)は、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校の野村研二准教授(本学博士後期課程修了、元特任准教授)とともに、ディスプレイ分野で世界最大規模の学会The Society for Information Displays(SID)のカール・フェルディナント・ブラウン賞(Karl Ferdinand...
View Article林智広准教授に2023年度公益社団法人日本表面真空学会フェローの称号授与
東京工業大学 物質理工学院 材料系の林智広准教授が、日本最大規模で表面科学・真空技術の研究者が集う公益社団法人日本表面真空学会より、「2023年度フェロー」の称号を授与されました。授賞式は5月20日、同学会総会時に行われました。 (左から)日本表面真空学会の福谷克之会長、授賞式で賞状を授与された林准教授 公益社団法人 日本表面真空学会フェロー...
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