東京工業大学とENEOS株式会社（以下、ENEOS）は、「ENEOSスマートマテリアル共同研究講座」を東工大 物質理工学院に4月1日に設置し、5月15日に発足式を行いました。
（左から）ENEOS 田中了司マテリアル研究開発本部長、ENEOS 篠崎稔執行役員機能材カンパニー 機能材事業企画部長、東工大 関口秀俊物質理工学院長、ENEOS 田中大直機能材カンパニー 機能材研究開発部長
共同研究講座とは、共同研究のために東工大内に設置される研究組織であり、組織として安定した研究基盤を構築することで新たな研究展開につなげることを目的としています。
本講座では、地球や自然環境を大切にするこれからの持続可能社会において、今後さらに求められるリサイクル性、省エネルギー性、電動化に対応できる素材の開発に向け、ENEOSの高機能素材分野の技術力と東工大の材料分野における研究力を融合させます。産学の枠や、複数の素材研究領域の枠組みを超えた研究開発体制で取り組むことにより、高機能原料、高機能樹脂、エラストマーの素材領域において中長期的基盤技術の構築を目指します。
発足式では、ENEOSの篠崎稔執行役員、機能材カンパニー機能材事業企画部長、東工大の関口秀俊物質理工学院長をはじめとする関係者が列席するなか、ENEOSの田中大直機能材カンパニー機能材研究開発部長および東工大の関口秀俊物質理工学院長よりあいさつがありました。
ENEOSスマートマテリアル共同研究講座ロゴ
コメント
ENEOS 機能材カンパニー 機能材研究開発部長 田中大直
本講座を通じて、新しい技術の開発や革新的な商品を創造し、新たな市場領域を開拓、広範な顧客層に対応することを目指してまいります。
東工大 物質理工学院長 関口秀俊
日本を代表する企業との連携は技術の発展だけでなく、大学として教育面でも大変意義深いものであり、本講座から生まれた優れた素材が社会実装されることを期待しています。
講座概要
名称
ENEOSスマートマテリアル共同研究講座
所属
東工大 物質理工学院
場所
東工大 すずかけ台キャンパスG2棟
設置期間
2023年4月1日～2026年3月31日
（前列左から）ENEOS 田中了司マテリアル研究開発本部長、ENEOS 篠崎稔執行役員機能材カンパニー 機能材事業企画部長、東工大 関口秀俊物質理工学院長、ENEOS 田中大直機能材カンパニー 機能材研究開発部長 （後列左から）東工大 物質理工学院 冨田育義教授、石曽根隆教授、戸木田雅利教授、中嶋健教授、西村涼特任教授、關隆史特任教授
お問い合わせ先
ENEOS株式会社 広報部広報グループ
Email pr@eneos.com
Tel 03-6257-7150
東京工業大学 総務部 広報課
Email media@jim.titech.ac.jp
Tel 03-5734-2975 / Fax 03-5734-3661