東工大スパコンTSUBAMEの大幅な性能向上を記者発表
東京工業大学学術国際情報センター(以下、GSIC)は、7月29日、今秋までに、現有のスパコンTSUBAME2.0をTSUBAME2.5として、大幅な性能増強をすることを記者発表しました。...
View Articleホタルが光る仕組みを利用した「たんぱく質の出会い」検出技術を開発
ポイント あらゆる生命現象はたんぱく質の相互作用で制御されており、その研究には鋭敏な検出技術が不可欠。 ホタル発光酵素の2段階反応を利用して、たんぱく質同士の相互作用を高感度に検出する技術を開発し、複数のたんぱく質間相互作用の検出に成功。 簡便、迅速かつ高性能な臨床診断、薬物探索が可能に。 概要 JST先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、東京工業大学 資源化学研究所の上田 宏 教授(前...
View Article平成25年度「東工大挑戦的研究賞」受賞者決定
平成25年度「東工大挑戦的研究賞」の受賞者が14名決定いたしました。 第12回となる同賞は、本学の若手教員の挑戦的研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏の分野の開拓、萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追究等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰するとともに、研究費の支援をいたします。 詳しくはこちら ⇒...
View Articleありふれた物質の表面で二酸化炭素を室温で分解
ポイント 二酸化炭素の分子を選択的吸着して一酸化炭素と酸素に分解 高温、高圧や光が不要 石灰とアルミナと電子から構成される電子化物の表面のユニークな性質 概要...
View Article垂直視差は立体視のための両眼対応位置を補正する
概要 両眼網膜像の水平方向の像の違い,すなわち両眼視差(両眼網膜像差)が三次元の知覚に寄与することはよく知られている。垂直視差もまた,垂直軸周りの面の傾き知覚に影響することが示されている。 垂直視差が視覚系のどの過程で処理され,面の傾き知覚に寄与しているかは明らかではない。垂直視差は,両眼像の対応を決定する過程,水平視差を補正する過程,あるいはその両過程で用いられている可能性がある。 光藤宏行・酒井...
View Article量子コンピューターの実現近づく: レーザー冷却された単一Yb原子中の核スピンを自在に制御することに成功
大学院理工学研究科物性物理学専攻上妻幹男教授らの研究グループは、単一のYb原子を、99.997%という驚異的な反射率をもつ二つの鏡の間にいれ、共振器QED効果を誘起することで、原子中の核スピンの状態を、高速かつ高効率で読み取ることに成功した。...
View ArticleDNAに基づく方法:メタン発酵の急激な性能低下を予測する指標微生物の特定
理工学研究科国際開発工学専攻中崎清彦教授らの研究グループはメタン発酵における急激な性能低下の指標微生物、Geobacter属細菌を見いだした。 メタン発酵は複数の微生物が共存する複合微生物の系であるため、発酵装置を安定的に高効率で運転する操作条件を知ることが難しい。...
View Articleシリコン光3次元配線による毎秒50ギガビット信号伝送を実現
ポイント 電子集積回路と同じ材料、互換プロセスでシリコン3次元光配線を実現 毎秒50ギガ(500億)ビットを高効率に伝送 電子集積回路と光配線を一括集積することでシステムの性能を向上 概要...
View Article9月10日 東工大のペタコンTSUBAME2.5稼働開始、17ペタフロップス(単精度)と大幅性能向上
東京工業大学学術国際情報センター(GSIC)は、スーパーコンピュータTSUBAME2.0の性能を大幅に増強したTSUBAME2.5を開発し、本日9月10日から稼働を開始しました。 TSUBAME2.5は、単精度で17ペタフロップス(1秒間に1京7000兆回の演算が可能)、倍精度で5.7ペタフロップス(1...
View Article分子から分子への共鳴トンネル現象を世界で初めて確認
ポイント 走査型トンネル顕微鏡を用いて分子軌道間の共鳴トンネル現象を観察 分子間の共鳴トンネル現象の確認は世界初 分子軌道を用いた分子間共鳴トンネルダイオードの実現に道 概要...
View Article遺伝子発現を光で自在にコントロールする新技術を開発
要 点 多細胞生物の形態形成を、光のON/OFFで時空間制御することが可能に 今まで解析が困難であった神経発生や代謝調節などに関わる遺伝子の解析が容易に 概要...
View Article長谷川修准教授がInnovative Technologies2013に採択
像情報工学研究所知的システム部門の長谷川修准教授の研究室による技術が、経済産業省「Innovative Technologies 2013」に採択されました。 採択技術名:人工脳SOINN Innovative Technologiesは、コンテンツ技術のさらなる活用と発展を促進することを目的とした、コンテンツ技術イノベーション促進事業の一環として、優れたコンテンツ技術を採択します。...
View Article青野研究員の研究提案が科学技術振興機構の「戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」に採択
地球生命研究所の青野真士研究員の提案課題「アメーバ計算パラダイム:時空間ダイナミクスによる超高効率解探索」が(独)科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に採択されました。...
View Articleホウ素-酸素多重結合を持つ金属クラスター合成に成功
要 点 オキソボリル配位子(ホウ素-酸素多重結合)が3つのルテニウムに架橋した新規な化学結合を合成 不安定なオキソボリル種を複数の金属原子に配位することで安定化に成功 概 要...
View Articleグラフェンを超越する新電子機能物質を創製 -極性トポロジカル絶縁体を世界で初めて発見-
要 点 新種の「空間反転対称性の破れた(=極性) トポロジカル絶縁体」を発見 グラフェンの課題を克服し、グラフェンにない電子機能を兼ね備える新物質 革新的電子デバイスの開発に弾み 概 要...
View Articleガラガラ動く原子が超伝導転移温度を変化させる機構を解明
東京工業大学の磯野貴之元大学院生 (現 物質・材料研究機構 研究員)と井澤公一准教授、東京大学物性研究所の廣井善二教授、フランス原子力庁(CEA)のJacques...
View Article細野秀雄教授がJST戦略的創造研究推進事業「ACCEL」第1号課題の研究代表者に選定
細野秀雄 フロンティア研究機構 教授(元素戦略研究センター長兼任)は、科学技術振興機構(JST)が今年度から実施する「ACCEL」の1件目の課題の研究代表者に選定されました。...
View Article長谷川修准教授がInnovative Technologies 2013 特別賞を受賞
像情報工学研究所知的システム部門の長谷川修准教授の研究室による「人工脳SOINN」が、経済産業省「Innovative Technologies 2013」の特別賞に決定しました。 特別賞は、「Innovative Technologies 2013」採択技術20件の中から、特にコンテンツ産業以外の分野への波及・応用の可能性が高い技術を表彰するものです。...
View Article二酸化炭素の化学変換:銅ジホスフィン錯体を触媒とするヒドロシリル化反応
二酸化炭素は地球上に無尽蔵に存在する炭素資源であり、二酸化炭素の有用物質への化学変換は持続可能な社会の構築のために必要な技術の一つである。しかしながら、二酸化炭素は安定な分子であるため、他の物質への変換は容易ではない。...
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