メダカ飛行士、再び宇宙へ
11月7日、ロシアの宇宙船ソユーズで、宇宙飛行士の若田光一さんらが国際宇宙ステーションでの長期滞在ミッションへ出発しました。約6か月間宇宙ステーションに滞在する間、若田さん達は様々な科学実験に取り組みます。その一つが、本学 大学院生命理工学研究科 工藤明教授らのチームによるメダカを用いた骨代謝実験、 "Medaka Osteoclast II" です。...
View Articleタンパク質中の還元型チオール基の定量を可能にするDNAマレイミドの開発
要点 DNAを利用した新規タンパク質チオール基定量用マレイミド試薬の合成 電気泳動において、タンパク質の種類や泳動条件に依らない一様な移動度変化を与え、フリーのチオール基の逆算が可能になる。 概要...
View Article波多野教授の研究提案が科学技術振興機構の「戦略的創造研究推進事業(CREST)」に採択
大学院理工学研究科電子物理工学専攻の波多野睦子教授の提案課題「炭素系ナノエレクトロニクスに基づく革新的生体磁気計測システムの創出 」が(独)科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(CREST)に採択されました。...
View Article火星の水の起源:火星隕石の水素同位体分析からの制約
火星は約30億年より古い地質体を中心に多くの流水地形が存在し、かつては表層に液体の水が存在しうるほど温暖で湿潤な惑星であったと考えられている。 しかしながら、生命の存在条件に支配的な影響を与える火星の海の水の起源や進化に関しては統一した見解が得られていないというのが現状であった。 そこで、臼井寛裕(本学...
View Article東工大スパコンTSUBAMEシリーズが省エネ性能スパコンランキング2冠を獲得!
次世代TSUBAME 3.0のテストシステム、オイルによる冷却システムを備えた「TSUBAME-KFC(用語1)」がGreen500(省エネ)において圧倒的な性能で日本のスパコンとして初めて世界1位を達成。同時にGreenGraph500(省エネのビッグデータ処理)においても1位を獲得し、省エネに関するランキングで2冠を獲得。 東工大のスパコン「TSUBAME 2.5」がGreen...
View Article小田俊理教授の研究拠点が「革新的イノベーション創出プログラム」のトライアルに採択
小田俊理 量子ナノエレクトロニクス研究センター教授を研究リーダーとする研究拠点が、文部科学省・JST「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」のトライアルに採択されました。 COI STREAMは、下の2点を目的として公募されたものです。...
View Article"近所"で爆発した宇宙のモンスター -観測史上最大級のガンマ線バーストを日本のグループが宇宙と地上から観測-
要点 2013年4月27日に過去23年間で最も強いガンマ線バーストを観測 ガンマ線バーストとしては"近所"の38億光年の距離で起きたにもかかわらず、その性質は遠方、宇宙初期の「モンスター」と変わらない 従来からの標準的なガンマ線放射モデルに疑問を投げかける 概要 東京工業大学など日本の研究グループを含む国際共同観測チームは、観測史上最大級の「モンスター」ガンマ線バースト「GRB...
View Article平成25年度「東工大挑戦的研究賞」授賞式挙行
平成25年度「東工大挑戦的研究賞」授賞式が10月17日(木)に行われました。 授賞式では、三島学長から受賞者に賞状の授与及び今後さらなる活躍を期待する旨の激励の言葉があり、ついで受賞者代表2名から、採択された研究課題についてのプレゼンテーションが行われました。...
View Article宇宙核時計ニオブ92の起源が超新星爆発ニュートリノであることを理論的に解明
要点 ニオブ92が超新星ニュートリノで生成されたとする新仮説を提唱 超新星モデルによる理論計算で太陽系のニオブ92の量を再現 超新星爆発から太陽系誕生までの時間を100万~3000万年と評価 概要...
View Articleグリーンスパコン世界一になったTSUBAME-KFC及びTSUBAME2.5について記者発表
本学 学術国際情報センター(以下、GSIC)は、11月25日、表記の件について記者発表を行いました。 記者発表では、学術国際情報センター松岡聡教授、遠藤敏夫准教授、額田彰特任准教授から説明があり、 報道各社から活発な質疑応答の後、TSUBAME-KFCの見学会が行われました。 東工大スパコンTSUBAMEシリーズが省エネ性能スパコンランキング2冠を獲得!(11/21) Green...
View Article熱帯熱マラリア原虫に対する5-アミノレブリン酸と鉄の相乗的な増殖阻害メカニズムを解明
国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:濱田純一)と国立大学法人東京工業大学(所在地:東京都目黒区、学長:三島良直)、MRC National Institute for Medical Research(所在地 :英国ロンドン、所長:Jim...
View Article40ボルトの低電圧で動く次世代超小型冷却装置を開発
概要 異種機能集積研究センターの大場隆之特任教授は東京大学、大日本印刷、PEZY Computing(東京都千代田区、齊藤元章社長)、WOWアライアンスと共同で、40Vの低電圧で1平方cm当たり140W冷却することができるチップ状の冷却装置(Closed-Channel Cooling System = C3S)の開発に成功した。...
View Article岡田 健一 准教授と河野 行雄 准教授が第10回日本学術振興会賞受賞
大学院理工学研究科電子物理工学専攻の岡田 健一 准教授と量子ナノエレクトロニクス研究センターの河野 行雄 准教授が、第10回日本学術振興会賞 を受賞しました。...
View Article味に対して顔の皮膚血流が特異的に応答することを発見
要点 おいしいと感じると、瞼(まぶた)の血流が増加、おいしくないと感じると、鼻や額の血流が低下 おいしさと血流増加量との関連を突き止める 意思疎通の困難な患者の味覚を客観的に判定可能 概要...
View Article平野照幸 研究員と 関根亮二 研究員が第30回井上研究奨励賞受賞
大学院理工学研究科地球惑星科学専攻佐藤研究室の平野 照幸 日本学術振興会(JSPS)特別研究員と大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻山村研究室の関根 亮二 研究員が、第30回井上研究奨励賞を受賞しました。...
View Article光を捕集する「人工の葉」を開発-植物の光合成に匹敵する人工光合成の実現にめど-
要点 植物の光合成と同様、2段階のエネルギー移動で光を捕集 単位面積当たりの光量が少ない太陽光を安価な有機分子で集光し、人工光合成の反応中心へ効率よく光エネルギーを集約 高価で稀少な人工光合成用の光触媒の使用量を大幅に減らせる 概要...
View Article地球コアに多くの水素が存在 〜地球誕生時に大量の水〜
概要 東京工業大学大学院理工学研究科博士課程 野村龍一と 同 地球生命研究所 廣瀬敬教授らは、高輝度光科学研究センター、京都大学、海洋研究開発機構と共同で、地球コアに大量の水素が存在することを突き止めた。このことは、惑星形成時に地球は大量の水(海水の80倍)を獲得したが、その大部分がコアに取込まれたことを意味する。...
View Article安価な試薬を用い短時間(<5秒)・高収率のペプチド合成法を開発
要点 安価な試薬を用い、20℃、4.8秒でアミド結合を形成 副生物が二酸化炭素と塩酸のみのクリーンなプロセス エピメリ化しやすいアミノ酸、嵩高いアミノ酸にも適用可能 概要...
View Article高水素濃度の特殊な温泉に含まれるメタンの起源を解明
概要 東京工業大学 地球生命研究所の吉田尚弘教授、丸山茂徳教授、黒川顕教授、同大学院理工学研究科の上野雄一郎准教授らの研究グループは、長野県白馬地域の温泉水が無機的に合成されたメタンガスを含むことを突き止めた。これは地球初期の生命誕生のメカニズムを解き明かすことにつながる成果である。...
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