「国立大学法人理学部長会議声明 ―未来への投資―」の記者発表を開催
10月31日、東工大蔵前会館手島精一記念会議室において、本学の岡田哲男理学院長が出席し、全国34の国立大学法人の理学系部局の責任者で構成される「国立大学法人理学部長会議」による声明について記者発表を行いました。 記者発表で発言する岡田理学院長(右から2番目)...
View Articleスパコン向けアプリケーション開発を大幅に容易にする手法を開発
スパコン向けアプリケーション開発を大幅に容易にする手法を開発―高性能計算技術の世界最高峰の会議で最優秀論文賞を受賞― 要旨 理化学研究所(理研) 計算科学研究機構 プログラム構成モデル研究チームの丸山直也チームリーダーとモハメド・ワヒブ特別研究員、東京工業大学...
View Article国際共同研究を加速―第3回東工大-ウプサラ大 合同シンポジウムを開催―
シンポジウム 9月12日から2日間の日程で、スウェーデンのウプサラ大学との第3回合同シンポジウムを開催しました。...
View Article蔵前科学技術セミナー「地球と生命の謎~生命の起源はどこまでわかったのか?宇宙における生命の存在確率は?~」開催報告
10月22日、蔵前工業会(東工大同窓会)主催、東工大ならびに地球生命研究所(以下、ELSI)共催で、第35回蔵前科学技術セミナーを開催しました。今回は「地球と生命の謎 ~生命の起源はどこまでわかったのか? 宇宙における生命の存在確率は?~」をテーマに、東工大蔵前会館くらまえホールにて行われ、240名を超える参加者が集まりました。...
View Articleスーパーコンピュータ「京」がGraph500において4期連続で世界1位を獲得
スーパーコンピュータ「京」がGraph500において4期連続で世界1位を獲得―ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析で最高の評価― 概要...
View Articleノーベル賞受賞者らが本学科学技術創成研究院設立記念式典記念講演会にて講演
10月7日、今年4月に発足した本学、科学技術創成研究院の設立記念式典がすずかけ台キャンパスにて開催されました。 式典に先立って記念講演会が行われ、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授(科学技術創成研究院)、2009年ノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士(本学卒業生、筑波大学名誉教授)、2016年日本国際賞を受賞した細野秀雄教授(科学技術創成研究院)による講演が行われました。...
View Article第1回神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア講座 開催報告
10月23日、横浜崎陽軒本店会場において、「神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア講座~第1回健康増進と豊かな暮らしを実現するための最先端技術とその産業応用~」を開催しました。本講座は、本学の複合系コース※の1つである、ライフエンジニアリングコースが神奈川県からの委託を受けて行っている事業で、2016年度に計3回の開催を予定しています。 ※...
View Article微細化によるシリコンパワートランジスタの高効率化に成功―電力制御システムの飛躍的高効率・低コスト化に新たな道―
要点 パワートランジスタ(Si-IGBT)のスケーリングよる性能向上を実証 オン状態の抵抗を従来技術の約50%に低減 現在、市場で主流のSi-IGBTのさらなる高性能化・低価格化へ 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Article副反応を起こしやすいアミノ酸を迅速かつクリーンに合成―抗HIV抗菌ペプチドの大量生産に道―
要点 安価な試薬を用いて10 ℃の条件下において、4.8秒でアミド結合を形成 副生物は二酸化炭素とアミンの塩酸塩のみのクリーンなプロセス 副反応を起こしやすいアミノ酸を一残基ずつ連結してペプチド鎖を伸長することに成功 概要 東京工業大学...
View Article科学技術創成研究院 先導原子力研究所 設立記念行事開催報告
今年4月に実施された教育・研究改革により、東工大の組織が大きく変わりました。その中で、4つの研究所と2つの研究センター、および10個の研究ユニットから構成される科学技術創成研究院が創立され、旧・原子炉工学研究所を主な母体とする研究所「先導原子力研究所」が新たにスタートを切り、10月14日に設立記念行事の講演会および式典が大岡山キャンパス東工大蔵前会館くらまえホールにて行われました。 集合写真...
View Article原子のようにふるまうナノカプセルを結合―ナノ材料の配列制御へ―
要点 原子のように振る舞う球状の微小なナノカプセルを結合して、一次元構造体(直線状)と二次元構造体(平面状)を構築 ナノカプセル内に金属塩が取り込めることを実証 様々なナノ材料を取り込んで配列するという応用へ期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所のアルブレヒト(山下)建助教、山元公寿教授らの研究グループは、同大学...
View Article大隅良典栄誉教授が生命科学ブレイクスルー賞を受賞
12月5日、大隅良典栄誉教授は、オートファジーの解明に寄与したとして生命科学ブレイクスルー賞を受賞しました。また、同日(現地時間は12月4日)に米国シリコンバレーにて開催された授賞式に夫妻で出席しました。...
View Article光ファイバーセンサーの超高速化に成功―社会インフラの劣化や損傷の迅速な検出、ロボットの「神経」利用に期待―
要点 光ファイバー中の変形(伸び)や温度をリアルタイムに検出するシステムを開発した。 片端からの光入射で動作するため、たとえ光ファイバーの内部が破断しても動作が継続する。 従来法の5,000倍以上の動作速度を達成し、たわみ変形の伝搬の追跡も実証した。 防災・危機管理技術としての応用を広げるとともに、ロボットの「神経」としての活用も期待される。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Articleプレート境界からの「水漏れ」が深部低周波地震を抑制?
要点 沈み込みプレート境界で起きるゆっくり地震の発生には高い流体圧が必要だが、それを上昇させるメカニズムは未解明だった。 深部低周波地震が発生していない領域ではプレート境界から上部(上盤側)へ水が漏れていたことが明らかになった。 プレート境界からの「水漏れ」と深部低周波地震発生との関係は水が地震発生に深く関与していることを示唆。 概要 東京工業大学 理学院の中島淳一教授、東北大学...
View Article東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット 第2回公開シンポジウム 開催報告
将来の水素利用体系に関する総合的かつ技術的な検討を推進することを目的に発足した「東工大グローバル水素エネルギー研究ユニット」(以下、GHEU)は、10月5日、国内外の水素利用技術の現状と将来展望を共有するため、公開シンポジウムを開催しました。東工大蔵前会館の会場に用意した席がほぼ埋まる約261名の参加者が集まり、水素エネルギーに対する関心の高さがうかがえました。 会場の様子 積極的に質問をする参加者...
View Articleスピン自由度を用いた次世代半導体デバイス実現へ大きな進展
スピン自由度を用いた次世代半導体デバイス実現へ大きな進展 ―強磁性半導体において大きなスピン分裂をもつ電子のエネルギー状態を初めて観測― 発表のポイント...
View Article室温で強磁性・強誘電性が共存した物質を実現―低消費電力・超高密度磁気メモリー開発に道―
概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の北條元・元助教(現九州大学 総合理工学研究院...
View Article無重力で骨関連遺伝子以外でも発現が急上昇する遺伝子を発見―国際宇宙ステーション「きぼう」でメダカを8日間連続撮影―
要点 世界で初めて、生きたメダカの8日間蛍光顕微鏡連続撮影に成功 骨を形成する骨芽細胞と吸収する破骨細胞で特異的に蛍光シグナルが急上昇 無重力応答に関与する5つの遺伝子を発見 人では寝たきりの初期に骨量が減少するため老人性骨粗鬆症の原因解明にもつながる可能性がある 概要 東京工業大学...
View Article混ぜるだけで迅速に水溶液中のたんぱく質凝縮に成功―新たな高濃度たんぱく質材料で医薬品開発に期待―
ポイント 産業や医薬品に重要なたんぱく質を水溶液から濃縮するには、時間と費用がかかる上、たんぱく質が変性してしまう問題があった。 2種類の界面活性剤を加えることで水溶液中のたんぱく質が構造と機能を保ったまま集合する現象を発見し、たんぱく質を多く含む液状物質(凝縮体)の開発に成功した。...
View Article科学技術創成研究院・帝国データバンク共催シンポジウム開催報告
11月24日、本学の科学技術創成研究院と株式会社帝国データバンクが共催するシンポジウムが「ビッグデータが社会を大きく変革する:ビッグデータ数理科学研究ユニットの挑戦」と題して開催されました。 パネルディスカッションの様子...
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