東工大関係者が平成28年秋の叙勲を受章
平成28年秋の叙勲において、長瀧重義名誉教授が、教育研究の功労に対し瑞宝中綬章を受章しました。また、ウィワット・タンタパニチャクン名誉教授(元・チュラロンコーン大学 工学部化学工学科 教授、元・泰日経済技術振興協会 会長)が、日本・タイ間の学術交流及び相互理解の促進に寄与したとして、旭日中綬章を受章しました。 長瀧重義名誉教授 経歴 長瀧重義名誉教授は、1965年7月に本学 理工学部...
View ArticleBS-TBS「夢の鍵」に工学院の鈴森康一教授が出演
工学院 機械系の鈴森康一教授が、BS-TBS「夢の鍵」に出演します。「夢の鍵」は、強い志を持って世界に通用するモノづくりをする人たちを紹介する番組です。 鈴森教授と人工筋肉を使った筋骨格ロボット 鈴森康一教授のコメント...
View Article東工大の研究グループが有機ELディスプレイの電子注入層と輸送層用の新物質を開発
有機ELディスプレイの電子注入層と輸送層用の新物質を開発―有機ELディスプレイの製造への活用に期待― 東京工業大学 科学技術創成研究院の細野秀雄教授らは、国立研究開発法人 科学技術振興機構(以下、JST)戦略的創造研究推進事業において、有機エレクトロニクスに適した新しい酸化物半導体を開発しました。 図1. 新物質を使った有機ELが光っている様子...
View Article東工大を含む日仏8大学、フランスCNRSによる国際共同研究所の発足調印式を開催
東京工業大学は、東京大学、東北大学、京都大学と共同で、フランスの国立科学研究センター(CNRS)並びにフランスの4大学(レンヌ第1大学、ナント大学、ベルサイユ大学、メーヌ大学(ル・マン))と合同で、新しい国際共同研究所(LIA)開設のための協定に調印しました(大学側取りまとめ担当はレンヌ第1大学と東京大学)。2016年12月12日の夕刻に東京の駐日フランス大使公邸において、ティエリー・ダナ駐日フラン...
View ArticleJSPSが本学の科研費審査委員4名を表彰
本学教員4名が独立行政法人日本学術振興会(JSPS)より平成28年度科研費(科学研究費助成事業)審査委員の表彰を受け、12月19日に三島良直学長から表彰状が手渡されました。 今回表彰された教員は次のとおりです。 理学院 江口正教授 工学院 植松友彦教授 工学院 安岡康一教授 環境・社会理工学院 岩波光保教授 審査委員の表彰とは JSPSは、学術研究の振興を目的とした科研費の業務を行っています。...
View Article前田和彦准教授と中戸川仁准教授が第13回日本学術振興会賞を受賞
理学院の前田和彦准教授と生命理工学院の中戸川仁准教授が、第13回日本学術振興会賞を受賞しました。 日本学術振興会賞とは 同賞は、独立行政法人日本学術振興会が、優れた研究を進めている若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰してその研究意欲を高め、独創的、先駆的な研究を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的に2004年に創設されたものです。...
View Article脳の市民研究制度『BHQスクール』を開設
脳の市民研究制度『BHQスクール』を開設―脳を健康にするライフスタイルを発掘するシティズンサイエンスの立ち上げ― 東京工業大学及び京都大学が参加している内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT...
View ArticleNHK BSプレミアム「コズミックフロントNEXT」に理学院の奥住聡准教授が出演
理学院 地球惑星科学系の奥住聡准教授が、NHK BSプレミアム「コズミックフロントNEXT」に出演します。 当番組は、毎回、宇宙にまつわる謎に迫り、宇宙科学、天文学や科学史・技術史などの観点からひも解いていく科学番組です。今回は「惑星誕生のミステリー 1%の奇跡」と題して、奥住聡教授が研究する「微惑星の形成シミュレーション」について紹介します。 奥住聡准教授 奥住聡准教授のコメント...
View Articleニュースレター「AES News」No.8 2017冬号発行
科学技術創成研究院 先進エネルギー国際研究(AES)センターは、ニュースレター「AES News」No.8 2017冬号を発行しました。 AESセンターは、従来の大学研究の枠組みを越えて、企業、行政、市民などが対等な立場で参加する研究拠点である「オープンイノベーション」を推進しています。ここでは、低炭素社会実現のための研究プロジェクトを創生することを大きな目的の一つとしています。...
View Article内閣府ImPACTタフ・ロボティクス・チャレンジによる油圧駆動ハイパワー人工筋肉の開発
内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジ(プログラム・マネージャー:田所諭)の一環として、東京工業大学 鈴森康一(すずもりこういち)教授と株式会社ブリヂストン...
View Articleパワーデバイス内部の電界を正確に計測することに成功―さらなる省エネ化に期待―
ポイント 窒素-空孔センターの電子スピンレベルの変化を使った新たな電界センサーを開発し、デバイス内部の電界を直接観察することに成功した。 原子レベルセンサーをデバイス内部に形成することで、デバイス性能を損なわず、定量的かつ高空間分解能計測を実現した。 ワイドバンドギャップ半導体による省エネルギーパワーデバイス開発の促進が期待できる。 概要...
View Article冥王星のクジラ模様は衛星カロンを作ったジャイアント・インパクトの痕跡だった
発表のポイント 冥王星とその巨大な衛星カロンは、地球と月の形成と同様に、原始惑星のジャイアント・インパクト[用語1]によってできた。 そのジャイアント・インパクトの痕跡が、冥王星の赤道域に広がる褐色のクジラ模様、通称「クトゥルフ領域[用語2]」だと考えられる。 地球形成領域から太陽系外縁部までにわたって、原始惑星同士が頻繁に衝突・合体する大変動を経て、現在の太陽系ができあがったことを示唆。...
View Article本学教員5名が第33回井上学術賞、井上研究奨励賞を受賞
東工大の教員5名が、公益財団法人井上科学振興財団(以下、井上財団)の第33回井上学術賞・井上研究奨励賞を受賞しました。...
View Article癌再発に深く関わる癌幹細胞が診断薬5-ALAによる検出を免れる特性を発見―癌の再発リスクを抑える診断・治療法の開発に期待―
ポイント 癌幹細胞は癌の進展と治療抵抗性、再発に深く関与する癌の責任細胞です。 悪性脳腫瘍などの手術時に頻用される光線力学診断薬5-ALAによる癌幹細胞の検出を、癌幹細胞が免れる仕組みを備えていることをマウス脳内移植実験などで明らかにしました。...
View ArticleNHK Eテレ「100分de名著」にリベラルアーツ研究教育院の中島岳志教授が出演
リベラルアーツ研究教育院の中島岳志教授が、NHK Eテレ「100分de名著」に出演します。 「100分de名著」は、誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回の計100分で読み解く番組です。 今回は、インドを独立に導いた指導者マハトマ・ガンディーの「獄中からの手紙」を読み解きます。 中島岳志教授 中島岳志教授のコメント...
View Article室温で発光する円偏光スピンLEDの創製に成功―多分野への応用が期待される光源の登場―
要点 室温で純粋な円偏光を発するスピン発光ダイオードの試作に世界で初めて成功 大電流下の発光で円偏光が増幅される現象を発見 生命科学、暗号通信など多分野での活用に期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所の西沢望特任助教、宗片比呂夫教授らは、室温で純粋な円偏光を発するスピン発光ダイオード(スピンLED)を世界に先駆けて創製した。...
View Articleタンパク質用いて細胞内分子フィルターを開発―細胞内の解毒、細胞内在分子の構造解析への応用に期待―
要点 細胞内のタンパク質結晶化を利用し、分子フィルターを作成 生きたままの細胞内でターゲット分子の選択的集積を達成 3つのアミノ酸を欠損させるだけで結晶中に細孔空間を形成 概要 東京工業大学 生命理工学院の安部聡助教、上野隆史教授、理化学研究所(理研) 放射光科学総合研究センター 生命系放射光利用システム開発ユニットの平田邦生専任技師(科学技術振興機構さきがけ研究者...
View Article数理的フレームワークにより微小電線の形成過程を再現―ナノエレクトロニクスへの応用に期待―
京都大学(総長:山極壽一)物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)のダニエル・パックウッド(Daniel Packwood)講師(国立研究開発法人科学技術振興機構さきがけ「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野の協働」領域研究者)、東北大学(総長:里見進)原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のパトリック・ハン(Patrick...
View Article硫化水素に応答して遺伝子発現を調節するタンパク質を発見―硫化水素バイオセンサーの開発に道―
要点 地球で最初に光合成を始めた細菌は、硫化水素を利用していたと推測 硫化水素は哺乳類で、細胞機能の恒常性維持や病態生理の制御に関わるが、詳細なシグナル伝達機構は不明 硫化水素に応答して遺伝子発現を調整するタンパク質を紅色細菌から初めて発見 概要 東京工業大学...
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