東工大教員8名が平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞
このたび、東工大教員8名が、平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において「科学技術賞」、「若手科学者賞」を受賞しました。 科学技術分野の文部科学大臣表彰には、「科学技術賞」を始め、特に優れた成果をあげた者を対象とする「科学技術特別賞」、高度な研究開発能力を有する若手研究者を対象とした「若手科学者賞」等があります。...
View Article魚の完全な皮膚再生システムを解明
脱分化を経ず速やかに組織を修復 要点 両生類や魚類における大きな欠損を完全に再生する仕組みを解明 皮膚再生の過程をゼブラフィッシュで観察 ヒトなどの皮膚疾患の治療、再生医療に新たなヒント 概要 東京工業大学 生命理工学院...
View Article都市の活性度を道路網の構造によって評価
社会的、経済的な指標による分析よりも簡便な手法を開発 要点 道路網情報から、都市の社会的、経済的活性度を表す中心地理論を開発 本理論を世界の92都市に適用し、その妥当性を検証 従来手法と比較し準備が容易であり、今後都市計画などへの適用が期待 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院のペッター・ホルメ(Petter...
View Article「サイレントボイスとの共感」
東京工業大学「革新的イノベーション創出プログラム」COI拠点の新しい研究開発テーマ 東京工業大学では、2015年より文部科学省・国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「革新的イノベーション創出プログラム」COI※の『以心電心』ハピネス共創社会構築拠点として研究開発を進めてきましたが、JSTの了承を経て研究テーマを見直し、4月1日より拠点名と組織名を下記のとおり変更しました。...
View Articleアパタイト型酸化物イオン伝導体における高イオン伝導度の要因を解明
定説くつがえす格子間酸素の不在 要点 アパタイト型酸化物イオン伝導体[用語1]には格子間酸素が存在せず、Si空孔が存在 高いイオン伝導度の要因は結晶構造中に存在する酸化物イオンの不安定化だった 高性能な燃料電池やセンサー、酸素分離膜などの開発につながると期待 概要 東京工業大学 理学院 化学系の藤井孝太郎助教、八島正知教授らの研究グループは、名古屋工業大学 大学院...
View Article電力ネットワークの同期は対称性がカギ
再エネ普及時の安定供給につながる、世界初の理論解明 要点 電力の安定供給に欠かせない、電力ネットワークの発電機群の同期現象を世界で初めて理論解明 ネットワークの対称性が発電機群を同期させることを証明し、電力ネットワークの集約モデルを構築。発電機群の振る舞いの効率的解析、制御系の最適設計が可能に 再生可能エネルギーの大量導入にも耐えうる電力網設計への発展に期待 概要 東京工業大学 工学院...
View Article平成29年度「東工大の星」支援【STAR】採択者決定
平成29年度「東工大の星」支援(英語名称:Support for Tokyo Tech Advanced Researchers【STAR】)の採択者2名が決定しました。...
View Article分子ワイヤの長距離共鳴トンネル現象を室温で確認
分子共鳴トンネルトランジスタの実現に期待 要点 固体基板上のナノギャップ電極と剛直分子ワイヤで長距離共鳴トンネル現象を観察 4ナノメートルを超える分子ワイヤの共鳴トンネル現象を室温で世界で初めて確認 1つの分子で電気信号をON/OFFできる分子共鳴トンネルトランジスタ開発に道 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院/元素戦略研究センターの真島豊教授と東京大学...
View Article松岡聡特任教授が2018年米国計算機学会 高性能並列分散計算 アチーブメント アワードを受賞
情報理工学院 数理・計算科学系の松岡聡特任教授が、米国計算機学会(ACM)より2018年高性能並列分散計算アチーブメント アワード(2018 HPDC Achievement Award、以下HPDCアチーブメント アワード)を受賞しました。 HPDCアチーブメント...
View Article山口隆夫名誉教授が平成30年春の叙勲を受章
平成30年春の叙勲において、山口隆夫名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。長年にわたる、教育と研究への多大な貢献が評価されたものです。 山口隆夫名誉教授 経歴 山口隆夫名誉教授(1999年4月称号授与)は1967年3月、東京大学 大学院 人文科学研究科修士課程を修了後、同年4月から1969年3月まで同大学...
View Article東京工業大学と川崎市がイノベーション推進に関する連携協定を締結
東京工業大学と神奈川県川崎市は5月21日、相互の持つ資源やネットワークを活かして、地域発のイノベーションの創出を推進するとともに、多分野での連携・協力を図ることを目的とした連携協定を締結しました。 協定書を取り交わす益一哉学長(左)と福田紀彦川崎市長(右)...
View Articleナノ薄膜上に高速応答の温度センサーを製作
次世代超微細デバイスの熱物性計測が可能に 要点 光や電子線照射による微小領域の高速な温度変化を正確に測定 ナノスケールの温度波による熱伝導計測の可能性を提示 500 nmサイズの温度を計測、電子線走査による温度マッピングとして実現 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の森川淳子教授、劉芽久哉(りゅう・めぐや)大学院生らは、スウィンバーン工科大学との国際共同研究の一環として、厚さ30...
View Articleマグネタイト微粒子の機械操作により氷晶形成をあやつる
農作物にあわせた氷晶制御システムの開発へ 要点 生体内マグネタイト微粒子を機械操作することで過冷却の促進に成功 過冷却における氷晶の体積膨張が最小になることを検証 個々の農作物にあわせた氷晶制御システム開発の可能性を示唆 概要 東京工業大学...
View Articleストレス顆粒の消失促す脱ユビキチン化酵素を発見
神経変性疾患の新たな治療法開発にヒント 要点 真核細胞の中のストレス顆粒は、異常に形成すると神経変性疾患[用語1]の発症の一因になる 2つの脱ユビキチン化酵素がストレス顆粒の消失を促すことを発見した 神経変性疾患の理解を深め、治療法の開拓に貢献する可能性 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの駒田雅之教授、福嶋俊明助教、生命理工学研究科 生体システム専攻の解玄(Xie...
View Article可視光で働く新しい光触媒を創出
常識を覆す複合アニオンの新材料を発見 要点 酸素とフッ素を構成元素に含む可視光応答型の新しい光触媒を開発 アニオン複合化で得られる結晶構造を活用し太陽光の主成分を効率よく吸収 太陽光をエネルギー源に水から水素を製造、CO2も有用化学物質へ変換 概要 東京工業大学 理学院 化学系の前田和彦准教授、石谷治教授、栗木亮大学院生・日本学術振興会特別研究員らは中央大学...
View Articleコバルトとパラジウムから成る薄膜界面にて磁化を膜垂直方向に揃える界面電子軌道の形が明らかに
スピン軌道工学に道 発表のポイント 薄膜のコバルト層とパラジウム層の界面にて、薄膜の面に垂直な方向に磁石の向きが揃うメカニズムを明らかにしました。...
View Article100ミリ秒以内に脳波から運動意図を高精度に推定する方法を考案
脳の予測機能を利用して、動きたい方向を読み取る新しい技術 要点 脳の予測機能を利用し、予測と意図した結果とのずれにより発生する脳波から運動の意図を検出 使用者の負担が小さく100ミリ秒以内の高速度、85%の高精度で意図の読み取りが可能 四肢麻痺患者などが外部機器を操作するインターフェースへの応用に期待 概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長...
View ArticleNHK総合「探検バクモン」に工学院 機械系の鈴森康一教授、システム制御系の中島求教授が出演
工学院 機械系の鈴森康一教授、システム制御系の中島求教授がNHK総合「探検バクモン」に出演します。「探検バクモン」は爆笑問題が「立ち入り禁止エリア」や「超巨大施設の裏側」など、普段は入れない場所へ訪れ、幅広い探検を繰り広げる番組です。 鈴森教授と人工筋肉を使った筋骨格ロボット 中島求教授 コメント 鈴森康一教授...
View Article細胞のコラーゲン分泌機構の一部を解明
小胞体からの輸送に関わる脱ユビキチン化酵素がカギ 要点 コラーゲン分泌を抑える脱ユビキチン化酵素USP8-STAM1を発見 巨大なコラーゲンを細胞内で運ぶ輸送体に付くユビキチンに作用 疾患の新たな治療法や産業用コラーゲンの効率生産に貢献する可能性 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの駒田雅之教授、福嶋俊明助教、大学院 生命理工学研究科...
View Article5G向けミリ波無線機の小型化に成功
安価な集積回路で実現、スマホ搭載に最適 要点 世界初のLO移相方式による28 GHz帯5G向けフェーズドアレイ無線機を開発 安価で量産可能なシリコンCMOS集積回路チップにより実現 毎秒15ギガビットの無線伝送に成功 概要 東京工業大学 工学院...
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