林直亨教授が日本健康開発財団研究助成優秀賞を受賞
リベラルアーツ研究教育院の林直亨教授が、第42回日本健康開発財団研究助成優秀賞を受賞しました。 日本健康開発財団は、温泉等の自然環境を利用した健康増進の研究・調査や疾病の早期発見を目指した総合健診センターの運営など、一貫して予防医学を基本に据えた健康づくりに取り組んでいます。研究助成の対象は、温泉療法や入浴に関する研究等であり、特に優秀な研究には、最優秀賞・優秀賞を授与しています。...
View Article人工細胞の中でDNAをコンピュータとして使うことに成功―生体内で働く分子ロボットの実現に向けて―
要点 細胞膜構成要素である脂質分子で覆われた人工細胞中でDNAによるコンピューティングに成功した 論理ゲートの一種であるAND演算を行い、入力のDNA分子を変換し、RNAとし、出力した 出力されたRNA分子の情報を、ナノポアを用いた電流計測により電気信号として取り出せた 概要...
View Article葉緑体増殖の基礎的しくみを解明―葉緑体分裂・増殖時にDNA分配を制御する酵素の発見―
概要 植物は光合成により二酸化炭素を固定し酸素を放出するとともに、有機物を合成し地球上のほとんど全ての生命活動を支えています。光合成はDNAの複製と分配を伴いながら分裂・増殖する葉緑体で行われます。小林優介 京都大学 博士課程学生、西村芳樹 京都大学 大学院理学研究科 助教を中心とするグループは、山口大、東工大(岩﨑博史 科学技術創成研究院...
View ArticleBSジャパン「未来EYES」に地球生命研究所の藤島皓介研究員が出演
本学 地球生命研究所(ELSI)の藤島皓介研究員が、BSジャパン「未来EYES(ミライアイズ)」に出演します。 「未来EYES」は、高度経済成長期に作り上げられた仕組みが制度疲労を起こしている日本において、独自のこだわりや屈指の努力で近未来を切り開こうと熱い情熱で探求する人と企業を追うドキュメンタリー番組です。 今回は『「アストロバイオロジー」生命の起源...
View Article最高の超伝導転移温度(Tc)を持った鉄系超伝導物質の新たな特徴を発見
要点 鉄系超伝導体である砒酸水素化鉄サマリウム(SmFeAsO1-xHx)に対しSmサイトとHサイトの同位体置換に成功 水素アニオンを用いることで従来法よりも5倍量以上の電子注入に成功 過剰に電子を注入すると、鉄ニクタイド中で最も大きな磁気モーメントを持つ反強磁性相が現れる 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Article特定の化学物質を簡便に検出できる高分子ゲルを開発 ―環境汚染物質トリハロメタンを光照射で検出―
要点 特定の物質を認識し、光照射で蛍光消光・分解する光トリガー分子を発見 光トリガー分子を含んだゲルを用いて環境汚染物質を簡単に検出 クロロホルムと塩化メチレンを識別できる優れた選択性を持つ 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article世界初!受精卵のエピゲノム編集に成功 細胞分化制御やDNA組換えを伴わない遺伝子治療などへの応用に期待
近畿大学 生物理工学部(和歌山県紀の川市)遺伝子工学科 准教授の山縣一夫、北里大学 メディカルセンター(埼玉県北本市)研究部門 上級研究員の山﨑大賀、本学 科学技術創成研究院...
View Article東京工業大学とNEC、AIで悪条件下の視認性を格段に向上する「マルチモーダル画像融合技術」を共同開発
東京工業大学とNEC、AIで悪条件下の視認性を格段に向上する「マルチモーダル画像融合技術」を共同開発―可視光と非可視光の画像を自動で合成― 国立大学法人東京工業大学 工学院...
View Articleトポロジカル絶縁体を強磁性にする新たな方法を発見 ―量子異常ホール効果を利用したデバイス開発へ進展―
要点 トポロジカル絶縁体に強磁性層を埋め込むことに成功 室温でも強磁性状態の維持を実証 高温での量子異常ホール効果の実現、デバイス開発に新たな道 概要 東京工業大学 理学院 物理学系の平原徹准教授、東京大学 物性研究所の白澤徹郎助教(現 産業技術総合研究所主任研究員)、同大大学院理学系研究科の長谷川修司教授、分子科学研究所の田中清尚准教授、木村真一准教授(現 大阪大学教授)、横山利彦教授、広島大学...
View Article新開発の光触媒でCO2を高効率に再資源化―緑色植物の光合成を人工系で実現―
要点 資源的制約の無い炭素と窒素を主要元素とした新しい光触媒を開発 太陽光の主成分をエネルギー源として、CO2を有用化学物質へと変換 世界最高の触媒耐久性とCO2還元選択率を達成 概要 東京工業大学 理学院...
View Article中村昌允特任教授が第33回北川学術賞を受賞
5月26日、環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程の中村昌允特任教授が、特定非営利活動法人安全工学会より、第33回(2017年度)北川学術賞を授与されました。 賞状を持った中村特任教授 記念品のトロフィー 北川学術賞は、安全分野の学術貢献者を表彰するために1984年から設けられた賞で、毎年1~2名が受賞しています。...
View Article島津製作所精密機器分析室開設記念式典を開催
東工大生命理工学院は、島津製作所精密機器分析室開設記念式典を5月9日にすずかけ台キャンパスにて開催し、来賓、学内外関係者ら約60名が出席しました。...
View Articleテラヘルツ電磁波の照射による超高速誘電体材料の新しい制御法を発見 -データを超高速処理する光電子デバイスの開発に期待-
要点 強誘電体に代表される極性材料は、高強度レーザー光の波長を変換する素子として利用され、波長変換の効率が高い材料の合成が求められる ビスマスとコバルトを含むセラミックスに1テラヘルツ帯に周波数域を持つ電磁波パルス(波長がサブミリメートルの電磁波)を照射すると、波長変換効率が5割以上増大する現象を世界で初めて発見...
View Article新機構を備えた複腕建設ロボット―ImPACTタフ・ロボティクス・チャレンジによる新しい災害対応重作業ロボットの開発―
研究成果のポイント 従来の油圧ショベルは災害現場で求められる多様な作業に対応することが困難という課題があった。 2重旋回・複腕機構[用語1]の採用により、多様な作業へ適応性が高く、かつ、災害対応で必要な重作業が可能なロボットを開発。 掘削モードや把持モードに形状変更が可能で、対象物を柔らく掴むこともできる建設ロボット用多指ハンドを開発。 概要...
View ArticleNHK Eテレ「サイエンスZERO」に細野秀雄教授が出演
本学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の細野秀雄教授・元素戦略研究センター長がNHK Eテレ「サイエンスZERO」に出演します。 細野教授(左)とC12A7の模型を手にした南沢さん(右) 「サイエンスZERO」は、私たちの未来を変えるかもしれない最先端の科学と技術を紹介するとともに、世の中の気になる出来事に科学と技術の視点で切り込む番組です。...
View Article東工大TSUBAME3.0と産総研AAICが省エネ性能スパコンランキングで世界1位・3位を獲得
東工大の次期スーパーコンピューター「TSUBAME3.0」が、Green500 List(省エネ性能の世界スパコンランキング)において世界1位を達成 産総研のクラウド型計算システム「産総研AIクラウド」(AAIC)が、同Green500 Listにおいて世界3位、空冷方式では世界1位を達成 「産総研・東工大...
View Articleスーパーコンピュータ「京」がGraph500において5期連続で世界1位を獲得
スーパーコンピュータ「京」がGraph500において5期連続で世界1位を獲得―ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析で最高の評価― 概要...
View Articleロボコンの創始者・森政弘名誉教授 ロボットの未来を語る ―CNN番組に登場
ロボットコンテスト※1の創始者であり、ロボット工学の世界的パイオニアである森政弘名誉教授がCNNのロボット特集番組に出演します。 CNNの取材は森名誉教授が居を構えている宮崎市内で実施されました。90歳という高齢にもかかわらず、パソコン、動画、ホワイトボードを駆使して、これまでのロボット研究や今後のロボットのあり方について熱く語りました。...
View Article骨格で支えられた人工細胞の形成に成功 薬用カプセルや化粧品などの応用に耐える補強が実現
ポイント 骨格で支えられた人工細胞の形成に成功しました。 骨格により耐久性が向上した人工細胞は、医薬品や化粧品への応用が期待されます。 東京農工大学 大学院工学研究院 先端物理工学部門の柳澤実穂テニュアトラック特任准教授、大学院生の黒川知加子、東京工業大学 情報理工学院 情報工学系の瀧ノ上正浩准教授ら、慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科の藤原慶専任講師、東北大学 大学院工学研究科...
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