3月2日~3日の2日間、本学教職員がドイツのアーヘン工科大学及びユーリッヒ総合研究機構を訪れ、アーヘン工科大学の教員とともに物質科学およびライフサイエンスを主なテーマとしたワークショップを開催しました。
東工大は、「世界のトップ10に入るリサーチユニバーシティ」を目指して、様々な国際化への取り組みを行っており、本ワークショップは、この一環としてアーヘン工科大学との交流を活発化させるために開かれました。
ワークショップ1日目はアーヘン工科大学で行われました。アーヘン工科大学側のリーダーであるヨッケンホーベル教授、同大学オッフェンハウアー教授および東工大物質理工学院の原正彦教授から、本ワークショップの目的と今後の関係強化に向けた挨拶があり、続いて研究者から研究内容の紹介が行われました。東工大からは、物質理工学院の森川淳子教授、生駒俊之准教授のほか、バイオ研究基盤支援総合センターの廣田順二准教授、研究戦略推進センター(現 研究・産学連携本部)の大井満彦特任教授が参加しました。そのほかアーヘン工科大学及びユーリッヒ総合研究機構の関係分野の研究者が集まり、白熱した質疑応答が展開されました。
2日目は会場をユーリッヒ総合研究機構に移し、前日に続く研究紹介のあと、研究室見学が行われました。ユーリッヒ総合研究機構はドイツ最大の研究機関であるヘルムホルツ協会に属する公的研究機関で、多くの教員が大学と兼任し、連携しながら研究が行われています。研究室見学の後には、総括討議として共同研究の具体的なテーマの選択と今後の進め方について活発な意見交換が行われ、今後も議論を深め共同研究を推進していくことで合意しました。
さらなる連携強化と、共同研究の発展が期待されます。
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