電子情報通信学会はこのほど、電子工学および情報通信に関する学術または関連事業の業績を表彰する2018年度の選奨を発表し、東京工業大学からは松澤昭名誉教授、工学院 電気電子系の岡田健一教授、科学技術創成研究院の小山二三夫教授の3名が業績賞を、荒井滋久名誉教授が教育功労賞を受賞しました。業績賞の表彰式は6月6日、教育功労賞の表彰式は3月21日に行われました。
本学の受賞者を紹介します。
業績賞
電気情報通信学会の選奨規定によると、業績賞は「電子工学及び情報通信に関する新しい発明、理論、実験、手法などの基礎的研究で、その成果の学問分野への貢献が明確であるもの」「電子工学及び情報通信に関する新しい機器、又は方式の開発、改良、国際標準化で、その効果が顕著であり、近年その業績が明確になったもの」など3分野の業績を表彰します。
- 松澤昭 名誉教授、岡田健一 工学院 電気電子系 教授 :
「CMOSミリ波無線機の先導的研究開発」
- 小山二三夫 科学技術創成研究院 教授 :
「垂直共振器型面発光レーザの実用化への貢献および機能構造集積化の研究開発」
- 研究者詳細情報(STAR Search) - 松澤昭 Akira Matsuzawa
- 研究者詳細情報(STAR Search) - 岡田健一 Kenichi Okada
- 研究者詳細情報(STAR Search) - 小山二三夫 Fumio Koyama
- 岡田研究室
- 未来産業技術研究所 フォトニクス集積システム研究コア(小山、植之原、宮本研究グループ)
- 小山二三夫教授(フォトニクス集積システム研究コア)が2018年度 電子情報通信学会業績賞を受賞(2019年6月6日)
- 工学院 電気電子系
- 東京工業大学 科学技術創成研究院 (IIR)
- 未来産業技術研究所
教育功労賞
教育功労賞は「電気情報通信学会の教育に関わる組織活動において特に大きな功労が認められた個人」を表彰します。
- 受賞業績 : 「レーザ・量子エレクトロニクス研究会活動を通じた若手研究者教育への貢献」
- 受賞者 : 荒井滋久 名誉教授
推薦理由については、電気情報通信学会ウェブサイトの2018年度各賞受賞者ページの名誉員欄にある「Click」からご覧ください。