本学 リベラルアーツ研究教育院の中島岳志教授が、NHK Eテレ「100分de名著」に出演します。
「100分de名著」は、誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回の計100分で読み解く番組です。
今回は、スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』を読み解きます。
中島教授のコメント
オルテガ『大衆の反逆』は90年ほど前の著作ですが、現代こそ読まれるべき作品です。
「みんなが同じであること」に快楽を覚える「大衆」(=mass man:大量人)を、オルテガは「平均人」とみなし、平等という名の均質化が拡大することを嫌悪しました。
オルテガが守ろうとしたリベラリズムとは何だったのか?
何故にオルテガは伝統的価値を保守しようとしたのか?
ポピュリズムが蔓延する現代を読み解くカギを、オルテガの名著から探りたいと思います。
- 番組名NHK Eテレ「100分de名著」
- タイトルオルテガ『大衆の反逆』
第1回 大衆の時代/第2回 リベラルであること/第3回 死者の民主主義/第4回 「保守」とは何か - 放送予定日2019年2月4日、11日、18日、25日(月)/22:25 - 22:50
- 再放送予定日2019年2月6日、13日、20日、27日(水)/5:30 - 5:55、12:00 - 12:25