東京工業大学は、分野を超えた研究を支援する2020年度の「異分野融合研究支援」に2つの研究チームを選び、3月30日、オンラインで授与式を行いました。
「異分野融合研究支援」は、学内における研究分野の多様性を生かした異分野融合研究を推進することを目的とし、東工大リサーチフェスティバル(Tokyo Tech Research Festival)などから生まれた、分野を横断する研究チームに対して研究費の支援を行うものです。研究領域が異なる場合のみではなく、「異なる技術、手法の組み合わせにより、既知の学問を超えた革新的な知見・知識の創出が期待できる場合」も、本支援の対象としています。本支援は2018年に東京工業大学基金を活用して創設されました。
第3回目となる今回は、物質理工学院 応用科学系の織田耕彦助教を研究代表者とするチームと生命理工学院 生命理工学系の藤枝俊宣講師を研究代表者とするチームの計2チーム(計7名)が選出され、3月30日にビデオ会議システムを用いたオンライン授与式を開催しました。
授与式では、採択チームが研究紹介を行った後、益一哉学長、審査員の渡辺治理事・副学長(研究担当)、桑田薫副学長(研究企画担当)、科学技術創成研究院の大竹尚登副研究院長との懇談が行われ、活発な意見交換がなされました。
2020年度「異分野融合研究支援」採択者一覧
所属 |
職名 |
氏名 (* は研究代表者) |
研究課題名 |
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助教 |
波動・磁気特異応答性を有する革新的リポソームの創製と薬物送達システムへの展開 |
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助教 |
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准教授 |
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講師 |
バイオ・ケミストリー・オプトエレクトロニクスの融合によるデジタル制御可能な埋め込み型薬剤放出デバイスの開発 |
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助教 |
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助教 |
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教授 |