東京工業大学は3月12日、2019年度の「異分野融合研究支援」に学内の3研究チームを選びました。
東工大は新しい研究分野を生み出すため、既存の研究分野にとらわれない異分野融合を推進する共同研究に取り組んでいます。異分野融合研究支援は、学内における研究分野の多様性を生かした異分野融合研究を目的とし、分野を横断した研究チームに対して研究費の支援を行うものです。研究領域が異なる場合のみではなく、「異なる技術、手法の組み合わせにより、既知の学問を超えた革新的な知見・知識の創出が期待できる場合」も、本支援の対象としています。東工大基金を活用して2018年度、創設されました。
第2回目となる2019年度は、工学院 機械系の石田忠准教授、環境・社会理工学院 融合理工系の齋藤健太郎助教、科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の野本貴大助教を研究代表者とする3チーム計8名の研究者が選ばれました。
「異分野融合研究支援」採択者一覧
所属 |
職名 |
氏名 (* は研究代表者) |
研究課題名 |
---|---|---|---|
准教授 |
多種特性を有した細菌創生のためのマイクロ流路デバイスの開発 |
||
助教 |
|||
助教 |
電波伝搬環境をアクティブ制御できるコンクリート建材の研究 |
||
准教授 |
|||
助教 |
|||
助教 |
ナノ粒子のバイオ合成制御と波動エンジニアリングの融合による腫瘍ナノバリオロジーの究明と革新的薬物送達技術の開発 |
||
助教 |
|||
助教 |
石田忠准教授チームの研究紹介
齋藤健太郎助教チームの研究紹介
野本貴大助教チームの研究紹介
支援決定通知書授与式について
支援決定通知書授与式は新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の観点から延期されました。