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学内の異分野融合をテーマに「Tokyo Tech Research Festival 2018」を開催

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学内の異分野融合をテーマに「Tokyo Tech Research Festival 2018」を開催

11月15日、学内研究者の異分野融合を進めるため第2回東工大リサーチフェスティバル(Tokyo Tech Research Festival 2018)を大岡山キャンパス百年記念館で開催しました。このイベントは、将来性のある学内の研究者が出会い、これまで想定し得なかった新たな連携・融合研究が生まれることを期待して行われたものです。

イベントのキャッチコピーは「秋深し、隣は何をする研究室(ひと)ぞ」
イベントのキャッチコピーは「秋深し、隣は何をする研究室(ひと)ぞ」

発表に聞き入る参加者
発表に聞き入る参加者

異分野融合のきっかけを作る

会場では、気鋭の東工大研究者35名が渾身のプレゼンテーションを実施しました。その後は総勢約150名の来場者等による熱気あふれる議論が交わされました。

今回は本学のリサーチ・アドミニストレーター(以下、URA)が構築した学内限定の双方向ウェブ掲示板システム「Tokyo Tech CollaboMaker(通称 コラボメーカー)」を活用し、発表者が自身の研究の強みと、共同研究したい研究分野を公開しました。

さらに、当日はポスターに付箋でコメントを残すなどのユニークな仕組みを取り入れ、これまでに出会わなかった異分野の専門家同士の意見交換を満喫しました。

盛んに議論が交わされたポスターセッション
盛んに議論が交わされたポスターセッション

発表ポスターには参加者から寄せられたコメントも
発表ポスターには参加者から寄せられたコメントも

閉会式の前には、来場者の投票による「ベストプレゼンテーション賞」が決定され、渡辺治理事・副学長(研究担当)から4名に賞状が授与されました。

終了後の懇親会では異分野融合研究のきっかけを見出したという声が多く聞かれました。

賞状を手にするベストプレゼンテーション賞受賞者
賞状を手にするベストプレゼンテーション賞受賞者

ベストプレゼンテーション賞特別賞を受賞した情報理工学院 情報工学系の小宮健助教
ベストプレゼンテーション賞特別賞を受賞した
情報理工学院 情報工学系の小宮健助教

参加者の7割近くが出会いを実感

開催後のアンケートでは、参加した研究者のうち65%が「異分野融合に繋がりそうな出会いやきっかけを見つけられた」と回答しています。

イベント会場でのセッションを通じて共同研究の計画が持ち上がった研究者や、異分野・別学院から同じ研究キーワードで結び付いた研究者もいる一方で、すぐに研究に結び付く話ではなくても、異分野の視点から貴重な意見を聞けたことに参加メリットがあったという意見もありました。

URAが支援-10年後の大型研究を目指して

URAは大学などの研究機関において研究者を支援し、研究マネジメントの一翼を担う高度専門人材です。既に多くの研究機関で導入され、研究者とともに新たな研究プロジェクトの立上げや、その管理・運営などを支援しています。本学では、研究・産学連携本部に所属するURAをはじめ、部局付のURAや一部の研究プロジェクトで専任されるURAなどが活動しています。

URAは、このイベントを契機としてマッチングが成立した研究者に対し、研究資金獲得の支援や研究室同士の更なる交流を支援します。最初は小規模なフィジビリティから始まり、10年後には東工大を代表する大型プロジェクトへと発展し、より良い未来社会の実現へ繋げるべく、URAがサポートしていきます。

お問い合わせ先

研究・産学連携本部

Tokyo Tech Research Festival 担当

E-mail : ttrf@ura.titech.ac.jp

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